今年も8月15日を迎えました。今年で72回目の終戦記念日です。
戦争を体験された方々がなくなり、戦争の記憶も若い世代へ継承していかなければなりません。どのようなことがあったのか、検証して、次の世代へ引き継ぎ、二度と戦争をしてはならないのです。
祖父も戦争へ
私の祖父も戦争へ行ったひとりです。当時鉄工所を経営していて、順調だったのですが、戦争がはじまり、鉄工所は接収されてしまいました。
祖父自身も戦争へ駆り出され、相手の銃弾が頭をかすめ、あと少しずれていたら、死んでいたという経験をしたそうです。
また、目の前で日本兵が死んでいく様を何度も見たといい、言葉は少なくても本当に重い体験をしたんだなと子供心に感じ取ることができました。
本当に戦争は人の人生を変えてしまうし、いつまでも苦しい記憶として残ってしまうことを考えると、二度とあってはならないと思います。
宗教、宗派の違いで争うこと
現代でも、宗教や宗派の違いによる争いが絶えません。
仏教においても、様々な宗派があります。イスラム教にもキリスト教にもあります。
自分たちが信じている神様が絶対で、他の神を信じている人たちを受け入れることができないからこそ、人間は争いをするのです。
日本にいると、安全で争いや戦争などを目の当たりにすることもないけれども、海外へ行くと、銃を持った兵士が2,3人で街中を警備しています。
我々が宿泊しているホテルにも、多くの兵士が集まってきていました。
身近に「死」を感じる瞬間がある人々は、現在でも多くいます。
平和とは
戦争や争いがない状態を平和と言います。
聖書では、互いの違いを超えて、お互いを受け入れ、愛しあい、平和の中で生きることが求められています。
キリストがこの世に遣わされたのは、人間の罪の赦しを通して、神と人類の平和をもたらすためであった。
このキリストの福音を世界中に伝えるのがクリスチャンの役目なのです。
自分たちを攻撃したり、害をなす人のことに愛し、祈ることが求められます。
このような精神が世界中に伝わっていけば、争いはなくなっていくと思います。
このブログを通して、少しでもクリスチャンの生活や考え方、キリスト教に関することがお伝えできればうれしいです。
東京に出てきて18年目の44歳です。食べ歩きとカメラに興味があります。
仕事は都内の翻訳・ウェブ制作会社で働いています。
キリスト教プロテスタント教会にて洗礼を受けクリスチャンとなりました。
好きな聖書の御言葉:コリント信徒への手紙Ⅰ 10章13節