こんにちは、堀本です。
11/23(木)より三日間、長崎の聖地巡礼に行ってきました。
羽田から二時間ほど飛行機で飛び、長崎に9時頃到着。シャトルバスに乗り、レンタカーを借りて外海周辺に移動。
昼頃になっていたので、道の駅にて昼食をとったのち、外海(そとめ)歴史民俗資料館に行ってきました。
潜伏キリシタン・隠れキリシタンが実際に使っていたと見られる、たくさんの展示物を見ることができました。
その中には、写真を通してしか見たことがなかった、
- (役人の目をごまかすため、仏のように見せて作った)マリア観音
- メダイ(マリア、キリスト、ザビエルなどが描かれたメダルのようなもの。教会による祝別を受けて信徒が携帯したものと書かれていました)
- コンタツ(ロザリオ)
などを実際に目にすることができて、とても良い学びの時間となりました。
また、信徒たちが唱えた祈祷文(オラショ)も見ることができ、特に、「今地里(コンチリ)さんの祈り」という、(もっとも大切にすべき)神様に背いた悔い改めの祈りが心に残っています。
踏み絵などを通して、神様への信仰を貫き通すことができなかった信徒の人たちも、きっとこの祈りを何度も唱えたのだと思うのと、非常に考えさせられる経験となりました。当時は信仰を貫き通すことそのものが、命がけだったことを、改めて痛感しました。
ここから近くの教会(大野教会堂、出津(しつ)教会堂)や、ド・ロ神父記念館などにも行ってきました。ド・ロ神父が建築をはじめ、医療、教育、産業面など、非常に多くの分野で長崎に影響を及ぼしたことを知りました。
出津教会に関しては、ド・ロ神父が設計した教会堂のようですね^^
枯松神社、祈りの岩にもいってきました。
ここは、神社に見せかけて、実は信徒たちの祈りの場所であった場所のようです。迫害の中にあっても、こうして信仰を捨てずに祈り続けた人たちがいたというのを、改めてまざまざと見せつけられた気がします。
夜は長崎教会の木曜礼拝にお邪魔してきました。
ちょうど韓国の教会からも、長崎の聖地巡礼に来られていた人たちがいて、韓国の教会の牧師先生がメッセンジャーでした。
メッセージ箇所としては、詩篇37:3-6でした。
その中でおっしゃっていた、「信仰とは、具体的なものであり、まことの信仰は具体的な形でぼくたちの生活の中に現れるものだ」という話が、とても印象に残っています。ダビデの出会った神様のように、(どこか遠くにおられる方ということではなく)近くに、いつも共にいてくださる神様であることを、忘れずに歩めるようになりたいなって思いました。
ふくの湯に入ったあと、長崎教会の先生宅(宣教館)にとめていただき、一日目は終わりとなります。礼拝後で疲れているはずなのに、こうして快く泊めてくださった先生に感謝です。
ちゃんとした聖殿が与えられるように、祈りたいと思いました。あと、毎月少しでもサポートしたいなって思いました。
いろいろと目まぐるしくて、さすがにちょっと疲れましたが、とても学び溢れる一日となりました。
貴重な機会を与えてくださった神様に、心から感謝いたします。
メッセージメモ
みことば
詩篇37:3-6
37:3 主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、信仰を糧とせよ。
37:4 主に自らをゆだねよ/主はあなたの心の願いをかなえてくださる。
37:5 あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ、主は計らい
37:6 あなたの正しさを光のように/あなたのための裁きを/真昼の光のように輝かせてくださる。
追記
レンタカーを借りた後、すぐにガソリンスタンドに入ってガソリンを満タンにしようとしたところ、すでにもう満タンだったようで、38円の支払いをするという事態が発生しました笑。
名前:堀本悠介
年齢:30歳
都内のIT企業でエンジニアとして働いています。
2013年に洗礼を受けてクリスチャンとなりました。
好きな聖書の箇所:土の器(コリント信徒への手紙(II) 4章)