死刑制度について

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こんにちは、石井です。

先週の主日の教会で、分かち合いの時間の時に、死刑制度について少しお話をしました。

最近の事件として、新幹線の刺殺事件や5歳児の虐待事件など凄惨な事件が報道されています。
事件の内容を知っていくにつれて、怒りや悲しみの気持ちになります。

こういった事件を犯した犯人が裁判で裁かれて、死刑判決を受け、死刑が確定している死刑囚が昨年末の時点で123人いるそうです。

死刑判決が出た事件は、どれもひどいものばかりです。
多くの人々が犠牲になっており、犯した罪はやはり憎いです。

内閣府が平成26年度に世論調査を行っており、死刑容認派は80.3%、死刑廃止派は9.7%となっています。死刑廃止、死刑存置の理由は下記の通りです。

死刑を廃止する理由
「裁判に誤りがあったとき,死刑にしてしまうと取り返しがつかない」46.6%
「生かしておいて罪の償いをさせた方がよい」41.6%
「国家であっても人を殺すことは許されない」38.8%
「人を殺すことは刑罰であっても人道に反し,野蛮である」31.5%
「死刑を廃止しても,そのために凶悪な犯罪が増加するとは思わない」29.2%
「凶悪な犯罪を犯した者でも,更生の可能性がある」28.7%

死刑を存置する理由
「死刑を廃止すれば,被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらない」53.4%
「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」52.9%
「凶悪な犯罪を犯す人は生かしておくと、また同じような犯罪を犯す危険がある」47.4%
「死刑を廃止すれば、凶悪な犯罪が増える」47.2%

また、世界の状況は以下の通りです。

2017 年末時点で、106 カ国がすべての犯罪において死刑を廃止し、142 カ国が法律上あるいは事実上、死刑を廃止している。(アムネスティ・インターナショナル)

死刑の議論はとても難しいですね。
様々な角度から議論をしないといけません。

例えば「冤罪」という問題ですが、つい最近のニュースで、袴田さんの再審請求が高裁で棄却されたというニュースがありました。

緻密な操作と裁判を経てもぬぐい切れない冤罪という問題について、どう考えるのか。

また「抑止力」も議論に登ります。死刑が廃止されたとき、犯罪抑止力を失いのではないかという議論も盛んに行われます。

これらひとつひとつのテーマを定めて、議論を深めていき、自分はどう思うのか、考えることはとても大切なことだと思っています。

教会の中でも、死刑についての議論を交わすことはほぼありませんが、議論すべきテーマでもあると考えます。

自分はどう考えるのか、他の信徒はどうなのか、教会、クリスチャンとしてはどれが正しいのか、先生や信徒のみんなと議論をし、人がさばいて、人を殺す刑罰をどのように考えるのか、きっかけとなればいいなと思います。

その一歩として、分かり合いの時間に少し話をしてみました。

またどこかでブログに考えをアップできればと思っています。


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